しばらくこのままでいて
神田え邸にて。
現場の屋上に昇ると、
何だかいつもより見通しがきくな、
と思っていたら、
目の前のビルの解体が
すっかり進んでおりました。
おかげで
一時的にではありますが、
光と風の入る場所となりました。
やっぱり気持ちいいい。
しばらくこのままに
しておいてほしいです(笑)。
神田え邸にて。
現場の屋上に昇ると、
何だかいつもより見通しがきくな、
と思っていたら、
目の前のビルの解体が
すっかり進んでおりました。
おかげで
一時的にではありますが、
光と風の入る場所となりました。
やっぱり気持ちいいい。
しばらくこのままに
しておいてほしいです(笑)。
鎌倉台て邸にて。
この家の最大の課題は、
家の中に如何に光と風を入れるか、でした。
いつも光と風は、
意識して設計していますが、
とくにこの家は、
改修する前までは
増築した小屋が
影になっていたこともあり、
また目の前の土手が
竹でぼうぼうに覆われていたこともあり、
家の中の1階は、
昼間でも照明がないと、
ちょっとつらい状態でした。
増築した小屋を撤去し、
建主さんが自らの手で
土手の竹を伐ったかいあって、
だいぶ光の環境は改善しましたが、
それでも家の奥まで
光と風を入れようと、
9尺の間の玄関に、
光の入る格子の開き戸と、
防犯しながら夜風を通せる
きらくな網戸を添えた
一本引き戸を仕込みました。
その結果、
二つの異なる格子が
きょうだいのように
隣り合わせとなり、
玄関が表情豊かな
印象となりました。
家の中の灯が漏れる夜景も、
いい感じです。
鎌倉台て邸にて。
キッチンの全貌が
最後の最後で明らかになりました。
この家のキッチンは、
幅が9尺しかない、
限られた場所に作る必要があり、
しかもそこから
家全体を見渡せるようにしたかったので、
シンクとコンロの部分を
平行して分ける、
いわゆる2WAYのキッチンとしました。
そうすると、
食器などを置ける場所が
キッチン内に取れなくなるので、
シンクの上に食器を置ける
吊戸棚を取り付けました。
なおこの吊り戸棚は、
押して開く仕組みなので、
大きな地震の時も
安心です。
それにしてもやはり、
木の箱のキッチンはいいなあ。
ずっとここに
立っていたくなります。
鎌倉台て邸にて。
今朝畳屋さんが来て、
古いほうの家屋の
二間続きの和室に敷いてある畳を
新しい畳に替えるために
古い畳を
引き取っていきました。
すると、
古い畳の下に新聞紙が敷かれていて、
紙面を読んでみると、
片方の和室は昭和48年、
もう一つの和室は昭和38年の新聞でした。
時間がなかったので、
さーっとしか目を通しませんでしたが、
時間があれば面白そうだったので
じっくりと読みふけりたかったです。
床下から上がる隙間風を防ぐために
畳の下にはよく新聞紙が敷かれていますが、
もう一つ、
エンジンオイルを入れ替える
時期を記録するかのように、
畳を入れ替えた年の記録を後世に伝え、
またその年の思い出も伝える、
タイムカプセルのような
役割を果たしてくれます。
神田え邸にて。
約10日前に塗った土が、
ほぼほぼ乾きました。
いつもこの時期は湿度が高くて、
冬場よりも乾きが遅い印象があるのですが、
例年よりも
とても早いような気がします。
それだけ今年は
空梅雨ということなのでしょうか。
そう書いていたところで、
ラジオからダムの貯水量が
とても少なくなっているという
ニュースが流れていました。
緑たちは、
大丈夫なのかなあ。