終わり始まる
鎌倉台て邸にて。
一年の折り返し、かつ、
私と担当した大工が誕生日の今日、
物語が一つ、
終わりを迎えてしまいました。
帰り際、
普段口数の少ないご主人から
改まってお礼とねぎらいの言葉を
かけていただいた時は、
照れながらも
ちょっとホロリと
来てしまいました。
子どもたちよ、
お父さんとお母さんは、
とてもいい仕事をしました。
ここでぜひ伸び伸びと
育ってください。
鎌倉台て邸にて。
今朝畳屋さんが来て、
古いほうの家屋の
二間続きの和室に敷いてある畳を
新しい畳に替えるために
古い畳を
引き取っていきました。
すると、
古い畳の下に新聞紙が敷かれていて、
紙面を読んでみると、
片方の和室は昭和48年、
もう一つの和室は昭和38年の新聞でした。
時間がなかったので、
さーっとしか目を通しませんでしたが、
時間があれば面白そうだったので
じっくりと読みふけりたかったです。
床下から上がる隙間風を防ぐために
畳の下にはよく新聞紙が敷かれていますが、
もう一つ、
エンジンオイルを入れ替える
時期を記録するかのように、
畳を入れ替えた年の記録を後世に伝え、
またその年の思い出も伝える、
タイムカプセルのような
役割を果たしてくれます。
神田え邸にて。
約10日前に塗った土が、
ほぼほぼ乾きました。
いつもこの時期は湿度が高くて、
冬場よりも乾きが遅い印象があるのですが、
例年よりも
とても早いような気がします。
それだけ今年は
空梅雨ということなのでしょうか。
そう書いていたところで、
ラジオからダムの貯水量が
とても少なくなっているという
ニュースが流れていました。
緑たちは、
大丈夫なのかなあ。
神田え邸にて。
竹小舞ができあがりました。
さっそく次の日土を塗る予定なので、
早くも今日で見納めです。
とっても夜景が美しかったので、
このまま塗らないで、
神田の観光名所にしたいです(笑)。
夜9時頃できあがりましたが、
その後建主さんたちと
完成を祝って話が盛り上がってしまい、
今日も現場を出たのは
午前様でした(笑)。