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2016年6月13日

壁の仕上げが始まる

カテゴリー: 鎌倉台て邸

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鎌倉台て邸にて。

壁の仕上げ工事が
始まりました。

一部を自分たちで塗る
左官仕上げになる予定です。

現在は下地処理の段階です。

2016年6月6日

あしあとの出発点

カテゴリー: 鎌倉台て邸

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鎌倉台て邸にて。

手形をつけた
同じ壁の足元には、

家族のあしあとが
土に刻まれました。

この時私は立ち会えませんでしたが、
壁に足を向けてあしあとをつける姿は、
きっとほほえましかったことと思います。

そしてこのあしあとが出発点となって、
家族の物語と子どもの成長のあしあとが
この家に刻まれていくのだと思います。

これからどんなあしあとが続くか、
楽しみにしています。

2016年6月3日

神田の観光名所化計画、明日には土に埋もれる(笑)

カテゴリー: 神田え邸

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神田え邸にて。

竹小舞ができあがりました。

さっそく次の日土を塗る予定なので、

早くも今日で見納めです。

とっても夜景が美しかったので、

このまま塗らないで、

神田の観光名所にしたいです(笑)。

夜9時頃できあがりましたが、

その後建主さんたちと

完成を祝って話が盛り上がってしまい、

今日も現場を出たのは

午前様でした(笑)。

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2016年6月2日

いつの間にか日付が

カテゴリー: 神田え邸

神田え邸にて。

今日は大工や他の職方と

打ち合わせを兼ねて、

朝から竹小舞かき隊。

夜は静まり返った神田のまちで

建主さんと二人きりで

黙々と作業に没頭。

そしたらいつの間にか、

日付が変わりそうな時間に

なってしまいました。

竹小舞のゴールはもう間近。

やはし少しさみしいです。

建主さんも、

同じようなことを

おっしゃっておりました。

こうなったら竹小舞をかくために、

既存の壁をぶっこわしますか(笑)。

2016年6月1日

硝子の花咲く土間

カテゴリー: 鎌倉台て邸


鎌倉台て邸にて。

建主さんご家族たちの手で

洗い出し仕上げの土間に埋め込まれた

数々の欠片たち。

海で拾った硝子の欠片だったり、

そのへんに落ちていた

茶碗の欠片だったり、

そのへんに落ちていたものも、

人の手が加わると、

芸術になりえるのです。

硝子の花が咲いたりして、

実に愛らしい、

楽しい土間となりました。

2016年5月31日

神田で竹小舞かき隊(2回目)

カテゴリー: 神田え邸


神田え邸にて。

今日は午後から、

神田で第二回目の竹小舞かき隊。

暑くもなく寒くもなく、

手を動かすには

とても気持ちのよい日でした。

日が暮れても建主さんたちと

ずっとやっていたかったのですが、

ぞれぞれ仕事だったり、

打ち合わせだったり、

午後七時で切り上げました。

あと一、二回、

どこかでまたやるようです。

先日、

まちなかで土壁の家をふやす会の

イベントに参加しましたが、

これを見て‘燃えない’土壁が、

神田のまちなかではやるとうれしいです。

2016年5月26日

大谷石の床

カテゴリー: 鎌倉台て邸

鎌倉台て邸にて。

薪ストーブを置く場所の床に

大谷石が敷き詰められました。

敷瓦を使うことが多かったのですが、

今回は明るい色を選ぶことにしました。

これから迎える夏は夏で、

冷んやりしそうです。

2016年5月25日

動かない、きらくな網戸

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

おじいさんの歳以上のたてものは、

窓に網戸を入れるという発想がなかったようで、

敷居鴨居に網戸用の溝がないことが多いです。

おじいさんが子どもの頃、

昔の日本人は、蚊などの虫が

へっちゃらだったのでしょうか。

いや、大昔から日本人は、

蚊に刺されてかゆくなるのは

やっぱりいやだったようで、

目の粗い繊維を利用して

蚊帳というものを発明し、

対策をとっていました。

一方で網戸が普及したのは、

実に戦後のこと。

高度成長期に

雨ざらしになっても大丈夫な

化学繊維による防虫網が現れ、

さらにアルミサッシの台頭に伴って、

網戸の設置は

ようやく当たり前のこととなりました。

というわけで、

戦前に建てられたたてものは、

その後窓の改修を行ったり、

アルミサッシに交換したりすることがないかぎり、

網戸の取り付く余地はないのです。

とはいえこの時代、

蚊帳で寝ている間だけ

部分的に虫を除けるよりは、

網戸を付けて家全体、虫を除けたい。

しかし、

敷居鴨居の溝を足す仕事は、

とてもおカネがかかるし、

かといって、

アルミサッシにするのもなあ。

そこで古民家に暮らす

建主さんが思いついたのは、

四枚建ての硝子戸の外側の溝に

二枚の網戸を挿入するということ。

これにより、

外側の溝では二枚の硝子戸と二枚の網戸を

動かずことができない状態となりますが、

窓から外に出るという

ことさえあきらめれば、

光と風を入れることに関しては、

何ら困ることはありません。

むしろ、

網戸を格子付きの「きらくな網戸」にすれば、

夜うっかり硝子戸を開けっ放しにして

寝てしまっても、

外からの侵入は困難なので、

常に防犯性は効いていることになります。

こうして今の状態を嘆くのではく、

むしろ逆手にとって

活かそうという考え方は、

古民家に暮らすうえでの

心構えの一つと言えそうです。

2016年5月15日

路地裏で鋸を挽く

カテゴリー: 神田え邸


神田え邸での

竹小舞かき隊での一コマ。

路地裏で建主さんや子どもたちが

ノコギリで竹の長さを揃える作業を

始めました。

ほのぼのしてて、

なんかいいなあ。

家でいえば

「縁側」のような路地裏。

通り道というだけなく、

遊び場だったり

作業の場所になったり、

あるいは

風の通り道になったり。

辺りは再開発などで

路地裏的な空間が

失われつつありますが、

人間の体温を感じる路地裏は、

やはり残っていってほしいものです。

2016年5月13日

最後の〆、その3

カテゴリー: 改修の仕事


戸塚の古民家改修現場にて。

建主さんのご手配で

南の縁側の開口部の足元が

石でととのいました。

やはり外構がととのうと、

雰囲気が締まります。

それにしても

今日はいい天気。