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2016年2月26日

たくさん撫でられる

カテゴリー: 改修の仕事

戸塚の古民家改修現場にて。

昨年の7月から始まったこの現場も

いよいよ大詰め。

床板が剥がされ、

今日はお手伝いの子2人と

サワラの床板に

蜜蝋ワックスを塗りました。

お手伝いのうち1人は、

先週も作業しており、

要領が分かっているので、

短時間で終わらせることが

できました。

サワラの板は、

春の日差しを浴び、

またたくさん撫でられて、

気持ちよさそうでした。

2016年2月25日

現場で位置決め

カテゴリー: peacefuldays

peaceful daysにて。

床の下地が剥がれたところで

シャンプー台をどこの位置に置くか、

建主さん、水道屋、大工を交えて

現場で話し合いました。

現場でものごとを決めると、

微妙な使い心地なども含め、

知恵を出し合いつつ、

肌身で納得しながら

判断することができるな、

と改めて思いました。

何よりも現場での物語に

楽しさが加わります。

2016年2月23日

簓子張りを張り替える

カテゴリー: 改修の仕事

戸塚の古民家改修現場にて。

外壁の腰板に張ってあった

簓子張りの板を張り替えました。

これまで張ってあった板には

ペンキを塗っていて、

ペンキの表面が経年劣化で

ぱりぱりと剥がれかけてきていたためです。

新しい板には

周りの柱や色合いとなじむよう、

柿渋コート(古代色)を塗りました。

2016年2月22日

虹の絵に見守られながら

カテゴリー: peacefuldays

c80c5a41895d8f3526e2182ca7dc8ba3今日から東京の恵比寿で

自宅を美容室に改装する仕事が

始まりました。

都心とはいえ、

どこか懐かしさを感じる場所で、

虹の絵に見守られながら、

心地よい、

文字通りpeacefulな場作りが

できればと思います。

2016年2月21日

定番厨房

カテゴリー: 鎌倉稲村お邸

鎌倉稲村お邸にて。

大樹の会が作るスギの箱でできた厨房、

名古屋モザイクは「キラ」のタイルという

こちらもきらくなたてものやの

定番と申しべき仕様。

自分もたまに厨房に立つゆえ、

元々厨房の設計は好きですが、

できた厨房を見て、

奥さんがとても喜んでくれる姿が

うれしいので、

余計に力が入ります。

ところで今回、

タイル貼りを全て

「マモノ」でいけたのが

ひそかな喜びです。

2016年2月20日

定番お風呂

カテゴリー: 鎌倉稲村お邸

鎌倉稲村お邸にて。

床はコルクタイル、

腰から上の壁はサワラという、

お風呂を作る場合は

きらくなたてものや定番の仕様。

仕様の意図は、

「あったかいお風呂」です。

さらに今回、

モノを置くであろう

カラン台の部分は、

タイル屋さんと相談して

石にしてみました。

2016年2月18日

面が埋まる

カテゴリー: 鎌倉稲村お邸

鎌倉稲村お邸にて。

今日はタイル屋と建具屋が

現場で仕事。

今週は急速に

各所が仕上がり、

今日でおおかた、

大きな面が埋まりました。

2016年2月15日

ぬくいしっくい

カテゴリー: 改修の仕事

image戸塚の古民家改修現場にて。

壁が仕上がりました。

縁側の壁は、

少し黄土の入った

あたたかみのある

漆喰です。

外の空気が

きりりと冷たくても、

お日さまが出ている間は

あたたかい縁側が

さらにあたたかく感じそうです。

実際今日も、

ほんのりとぬくく

感じました。

2016年1月20日

愛が続くように

カテゴリー: 神田え邸


神田え邸にて。

一つ一つ表皮をめくっていき

骨の部分が見えてくると、

約90年の間、

如何にこの建物が、

様々な苦難を乗り越えてきたか

骨が静かに物語ってくれます。

昔お隣から出た火を

もらったことがあると聞いてましたが、

確かに今日は

その跡が見えてきました。

これらのさまを見ると、

どんな苦難があったとしても、

愛されてこの時代まで

生き延びてきたことを感じ、

逆に奮い立つものがあります。

決して安全とは

言えませんので、

この先ずっと愛が続くように

大工と二人三脚で、

大手術の方法を考えます。

肉で締める

カテゴリー: 改修の仕事

戸塚の古民家改修現場にて。

ここは今日で
仕事納め。

大工工事も
あと少しです。

節分の頃には
終わるかな。

建主さんに
年末の挨拶をしたあと、

このへんではいちばんうまいと思う焼肉屋、
濱皇に大工衆となだれ込みました。