チョコレイト色の壁
鎌倉稲村お邸にて。
柿渋コートを塗った杉板が
外壁に張られ始めました。
この時期だけに
チョコレイト色にも見えます。
鎌倉台て邸にて。
縁側に入ると、
建主さんが葉山の古道具屋、
桜花園で購入した舞良戸が
立てかけてありました。
先週建主さんから
「縁側の突き当たりに、
建具を入れるんだったら、
何がいいでしょうか」
という相談があったので、
「古建具なんてどうでしょう。
葉山に桜花園という
いいお店があります。」
と答えたところ、
その日早速行かれたみたいで、
するとたまたま、
玄関と縁側を仕切る舞良戸と
ほとんど同じ形状の建具があり、
即購入したようです。
桜花園はどう?と答えて
すぐ後に「決めました!」
と連絡をいただいた時は、
腰抜かしました(笑)。
しかし出会いというものは、
そんなものです。
それにしても
今別の改修の仕事でも
桜花園から建主さんが
たくさん建具を手に入れたようで、
私の周りでは大流行です(笑)。
それもそのはず?、、
現在桜花園は「暮れのセール」中です。
戸塚の古民家改修現場にて。
先週初め、
破風板鼻隠しに巻いた銅版。
最初は
これでもかと言わんばかりの
輝きを発して、
とても目立っていましたが、
早くも色が落ち着いてきました。
そして昨日、
南面縁側の敷居に
銅版が巻かれました。
これもすぐ色がなじんで、
木と相性のよい色合いに
なることと思います。
銅は金属なのに、
生きもののような感じがするから、
好きというのもあります。