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2015年6月6日

ゆりいか(ほぼ)完成の宴

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


立春から始動して約4カ月。
鎌倉長谷ゆ邸、こと「ゆりいか」が
ほぼ完成しました。

その完成を祝い、
また既にゆりいかに暮らす子が
しばらく渡航されるため、
その壮行会を兼ねて、

今日は職人たちと地域の仲間たちで
宴を開きました。

だいたいいつも集まる顔ぶれ、
そして彼らが持ち寄るごはんは、
いつもどおりどれもおいしかったです。

気がつけば、
ここにいる人たちのほとんどが
きらくなたてものやで手を入れた
鎌倉の住まいに暮らす人たちと
それらを手掛けた職人たち。

ありがたいことに
おいしさと楽しさを
存分に提供してくれる
建主さんや職人たちに
本当に恵まれました。

このおいしさと楽しさの輪に
加われることは、
きらくなたてものやに
家づくりを依頼いただいた際の
特典の一つと言えるかもしれません(笑)。

また今日の宴は、
日が暮れてから行いました。

しばらくここを照らす
太陽の光で発電した電気で
灯りをともしていたのですが、
突然電気が足らなくなり、
バツンと暗くなってしまいました。

そこで工事現場用の充電式照明と
ロウソクがが登場。

大勢でいたこともありますが、
このハプニングの楽しいこと。

独立電源は、
不便を伴うことがあると思いますが、

その不便が楽しかったり、
色々なことに気づかせてくれそうです。

ズラリと並んだ
持ち込み一品料理。

遅れて登場した
カツオのタタキ。
絶品!

電気が切れて、
ろうそくで灯す夜を満喫中。

2015年6月5日

昨日ご開帳

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

昨日足場が払われ、
黒く塗られた杉板が露わになるとともに、
一気に現場がスッキリしました。

建物に入る通路も、
だいぶ通りやすくなりました。

あともう少し、かあ。

2015年6月2日

月のよう

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

昨日に引き続き、
残りの壁を建主さん自ら土を塗り、
竹の格子はほぼ土に塗りこめられました。

夕暮れ時の暗がりの中。
丸窓から覗く
灯に照らされた土の壁は、
陽の光を妖しく反射する、
月のよう。

ここは光の源が太陽だけに、
余計にそう思えてきます。

2015年6月1日

幸運の土壁

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

丸く穴を開けた竹小舞の目処が立つやいなや、
荒壁土が塗られ始めました。

本当は手で塗る予定だったのですが、
実は今日、たまたまブロック塀の解体で
本来左官職人のOくんが現場に来ていて、

ブロック塀の作業が
早々に一段落したこともあり、
彼が鏝で塗り始めていってくれました。

なんという幸運。

こういう運も大事です。

その後を追って、
後で手で模様を付けようか、
という話になりましたが、

あまりにきれいに塗られていくので、
何となくもったいなくて(笑)、
そのまま仕上げとなりそうです。

丸く開いた竹小舞

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

先週末から取り組み始めた
大きな丸の穴が開いた壁の竹小舞の
目処が立ってきました。

なにせ自分で作るのは初めてで、
考えながら作っていったので、

だいぶ手戻りもありましたが、

ようやく完成が見えてきて、
ホッとしています。

これをやっている間は、
この私がごはんを食べる時間を忘れるほど(笑)、
夢中になっていました。

ものづくりってやっぱり楽しいな、
ということを改めて感じました。

将来この丸い窓を見ては、
今日の日を思い出しそうです。

2015年5月29日

残業

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

来週月曜日の土塗りに向けて、
10時半頃まで夜な夜な残業。

しかし、残業というよりは、
楽しくて夢中になって作業していたら
あらこんな時間、でした(笑)。

壁一面の仕事が終わった時の
達成感がたまりません。

服を着る

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

しばらくむき出しになっていた躯体に
ようやく外壁の板が貼られ始めました。

ぱりっとした服を着て、
急にオトナになった感じです。

2015年5月26日

泥コネ日和に

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

今日は泥コネ日和。

身体を動かすには
とっても気持ちのよい日です。

そんな日に、
鎌倉長谷ゆ邸で
壁に土を手に塗るための材料を
建主さんと仕込みました。

この作業は体幹が鍛えられるので、
子どもたちのラグビーの練習に
取り入れたいくらい。

またダイエットしたい人にも
よいという話になり、

ニーズを鑑みて
仕事を余らせておくことにしました(笑)。

ほっとする

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

先週末のことではありますが、
畳と建具が入り、
急速にゲンバからイエへと
変化を遂げました。

玄関へ入るやいなや、
青い畳の先に
スッキリと広がる庭の景色。

ああここまでできたんだと、
少しホッとしました。

と申しますのも、
昨日の日曜日に
ここで集まりがあるというので
この日を目標に
作業を進めていましたが、

ギリギリセーフ、
じゃないけど一応セーフみたいな(笑)、
何とか体裁を整えることができました。

まだ一部屋の仕上げと
外壁が残っているので、
キチンとした完成まで
あともう少しです。

それにしても畳の間は、
ホッとする何かがありますね。

2015年5月25日

典型

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

改修した二間続きの八畳と縁側。

少し昔の
日本の典型的な間取りです。

もてなしとくつろぎ、

心地よさとたくさんの機能、

大きく使えたり小さく使えたり。

日本的に暮らすうえで
様々な要素が凝縮されたこの間取りは、
この日本でやはり
見直してもよいのではないかと思っています。

とりあえず私は、
畳と縁側を交互に、
目一杯ゴロゴロしたい(笑)。