ブログ
2015年3月31日

長谷ゆ邸の竹小舞かき隊(最終回)

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

すっかり春ですね、という会話が、
今日のためにあるような陽気の中、
今日は長谷ゆ邸で竹小舞かき隊でした。

平日の、しかも年度末の日にもかかわらず、
延べ4人の方にお越しいただきました。

ありがとうございます!

作業は細かいところも含めて
それなりに残っていましたが、

皆さん夜7時前まで残業してくれて、
無事全ての仕事が終わりました。

これで長谷ゆ邸での竹小舞かき隊は解散。

いつものように達成感に浸りながら、
しばらく夜景を撮影しました。

そしていつものように、
この楽しい仕事が終わると思うと、
さみしい気持ちにもなりました。

3日後の4月3日には、
みんなでこれに土を塗りますので、

この美しい竹の格子は
土の中に埋れてしまいます。

しかしこの諸行無常と
過程の美が、

日本的だなー、と
思ったりもします。

ということで3日後またここで
お会いしましょう。

既存の造作物の合間を縫って
仕事しなければならない難しい壁を
2人一組で作業。

しかし会話しながら、
なんだか楽しそうでした。

お昼は建主さんお手製の
野菜たっぷりのカレー。

大勢で食事する時の定番。
おいしかったです!

今日の三角形マニア(笑)の仕事。
とくに小さい三角形はシビれました。

作業終了後、
いつものように
余韻に浸りながら
夜景の撮影大会でした。

2015年3月23日

朝陽を浴びる竹小舞

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸に
朝少し立ち寄りました。

竹小舞かき隊は、
八号目といったところでしょうか。

竹小舞はとくに夜景が美しいと
思っていましたが、

朝の光を浴びた姿も
清々しい感じで、
とてもいいです。

さあ完成に向けて、
次回は3月31日に
作業を行う予定です。

2015年3月18日

長谷ゆ邸の竹小舞かき隊、2回目

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸の竹小舞かき隊、二日目。

今日も平日にもかかわらず、
たくさんの人がお手伝いに
来てくださいました。

そのほとんどが、
二回目以上のご参加、

しかも急きょ、
きらくなたてものやの過去の建主さんも
来てくれました。

竹小舞かきの仕事が
楽しいからだとは思うのですが、

またお手伝いしたい、
という気持ちが
本当にうれしいです。

そして要領を分かっている皆さんの
何と頼もしいこと。

「結」を重ねてきたことの力を
改めて感じました。

おカネを節約することから
始めたことではありますが、

「結」を通じて得たご縁が、
本当に貴重な財産です。

難しいところなのに
なんのその。

次第に点が面となり、
夜景もいい感じになってきました。

2015年3月16日

ゆ邸で竹小舞かき隊始まる

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸にて。

今日からいよいよこの場で
竹小舞かき隊が始まりました。

月曜日、平日にもかかわらず
ご都合の合間を縫って
入れ替わり立ち替わり、
たくさんの方々にお越しいただき、
本当にうれしく思います。

この膨大な単純作業の繰り返しも、
「結」の力を借りれば
楽しいできごとになります。

そしてこの場にいる仲間と
世間話を楽しんでいるうちに、
美しい成果が目の前に現れるのが
竹小舞の面白いところ。

今週は一日置きに
「結」を楽しむ予定です。

お昼前の様子。

二人組で向き合いながら生まれる
たわいもない会話が
楽しそうです。

今日のお昼は
建主さんお手製のちゃんこ鍋。

改修の仕事は、
お昼や休憩などの時間を
あったかい場所で過ごせるのが
いいですね。

今日の成果の一つ。

この壁に向き合っていた人たちを
きっとずっと忘れません。

2015年3月11日

忘れじの日に泥コネ隊

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

今日はうちの横で
鎌倉長谷ゆ邸で使う壁土を用意する
泥こね隊。

今日という日に、
たくさんの人たちに囲まれて、

命の源の一つである土と向き合えることは
本当にありがたいことです。

そして2時46分、
ここにいるみんなで
静かに手を合わせました。

北風が冷たかったですが、
元気に裸足で泥の中へ。

フネの中とはいえ、
滑るので縁に掴みながら
その場で足踏み。

お互い合いながら
足踏みする母娘。

ほんの一瞬のできごとでしたが、
心温まりました。

お昼は寒かったので、
自分があるもので作った
味噌煮込みうどん。

作業の合間に産まれた
ドロコネくん。

小学校一年生の女の子作です。

2015年3月9日

土台敷き始まる

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

コンクリートの
基礎工事が完了し、

再び大工が現場に帰ってきて、
現在は土台敷きの作業を
進めています。

土台が敷かれ、
柱が立てば、

来週からはいよいよ
この場所で竹小舞かき隊が
始まります。

2015年3月7日

きらくな網戸、開き戸版

カテゴリー: 鎌倉大町み邸


鎌倉大町み邸にて。

昨日は、朝一の長谷ゆ邸に引き続き、
大町み邸で建具の仕事。

勝手口の硝子戸の交換と、
その場所に網戸を付けたいという
ご要望にお応えして、

きらくな網戸を
取り付けました。

既存の枠に取り付けるので、
初の開き戸の
きらくな網戸です。

引き込みの硝子戸と
とても接近したところに
付けなければならないので
金物の選択に悩みましたが、

いい解決策が見つかって
よかったです。

2015年3月6日

軽やかな杉戸

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸にて。

今日の午前は、
建具屋さんと鎌倉の現場詣で。

朝一は長谷ゆ邸で、
貸室になる予定の部屋のドアを一本、
吊り込みました。

源平のスギによるドア。

スギは使い方によって
表情がいかようにでもなる素材ですが、

今回は周りの空間に合わせて、
シンプルで軽やかな印象の
建具にしたかった。

実際そのように
感じさせてくれるのは、
建具職人による木配りと
この細やかな納まりが
あってこそ、です。

空間は、
設計者だけでは作れない、
ということです。

2015年2月20日

基礎工事進行中

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸にて。

基礎工事進行中。
現在ベースを打ち終わったところです。

紹介で初めてご縁のある
地元の業者さんに
入っていただいているのですが、

やはり近所で
板金屋を営んでいた私の祖父と
つながっている方でした。

会うと昔話で
盛り上がります(笑)。

昔のじいさんちの近くで
仕事できるとは
幸せなことです。

印象変える面格子

カテゴリー: 鎌倉大町み邸


鎌倉大町み邸にて。

道路に面したサッシの部分に、
面格子が付きました。

元々は留守中でも
窓で換気できるために
取り付けたものですが、

アルミの銀色の気配が
小さくなり、

それだけでだいぶ
道路から見上げた印象が
見違えるようになりました。