基礎の準備
鎌倉長谷ゆ邸にて。
柱の仕込みが
ほぼ終わりました。
柱は宙ぶらりんですが、
建物全体がサポートで支持されて、
来週からコンクリートで
外周部に基礎を作る予定です。
この年代の鎌倉の古民家は、
だいたい地面すれすれ、
あるいは埋まってすらいるほどの
地覆なので、
そういう場合は、
外周部だけでも
立ち上がりのある基礎を作って、
土台が湿気の影響を
受けないようにします。
昨日下弦の月を迎えた今日、
長谷の古民家改修工事で使うため、
小田原のみかん農家、
あきさわ園さんの一角の竹林で
竹伐り隊を結成しました。
今日の参加者は、
建主さんとそのお友だち、
建主さんOBが二組、
きらくなたてものやの仕事を
応援してくれる方々やご家族、
という構成。
平日ということもあり、
私以外の大人は全員女性、
また子どもの参加が
たいへん多く、
私自身、
参加者の皆さんに
癒されながら、
作業することができました。
そう考えると、
平日の作業もいいな(笑)。
また遠くに相模湾を望み、
緑の繁みに点在する
オレンジ色の球に
癒されながらの野良仕事は、
本当に気持ちよかった!
そう竹伐りは、
野良仕事。
竹小舞に使う竹を
採取することが
第一の目的ですが、
その副産物として、
枯れた竹が幾重にも
覆いかぶさる竹林が
一日にして
風と光の入る空間となる
達成感も味わえます。
今日もそんな
一日でした。
ご参加の皆さん、
どうもありがとう
ございました!
こんな気持ちよい
景色に包まれての作業。
ご覧のとおり、
今回大人は全員女性。
ヨイトマケに引き続きの
きらくなハーレム状態(笑)。
歩き始めたばかりの幼子も、
私たちに癒しを与えてくれるという
仕事をしてくれました。
十二割の竹割器を
持っていきましたが、
残念ながら今回出番なし。
子どもたちは、
落ちていて商品にならない柑橘類を
拾ってはおやつ代わりにしていました。
大人の私たちも、
たまにおこぼれに預かりました。
何しろ、
子どもたち大活躍の一日。
手つきもすっかり、
手慣れたものです。
お昼ごはんは、
建主さんが用意してくれた
おにぎりと汁物とおかず。
つい食べ過ぎてしまいます。
作業後は、
ボルボで長谷の古民家まで運搬。
改修工事なので、
そんな量はないだろうと思って、
ボルボで運ぶことにしていましたが、
皆さんとても
がんばってくれたので、
ボルボさん、
思いがけずの重労働でした(笑)。