仲良し二人組
鎌倉大町み邸にて。
きらくな仲間たち
きっての仲良し二人組。
音声をお届けしたいです。
今日は
約一坪のお風呂に男四人。
楽しいわー(笑)。
4月のある日、
私たちの家づくりに
関心を持ってくださっている
旧知の方から
久しぶりに連絡をいただき、
現在買うかどうか
検討している古い民家があるので、
見てほしい、とのこと。
担当の不動産屋で待ち合わせをし、
不動産屋さんの車に乗って、
その家にご案内いただきました。
1時間ほど
じっくり見させていただき、
その後喫茶店で意見交換。
いろいろ考えた末、
後日連絡をいただき、
結局その方はその家の購入を
見合わせました。
そのようなできごとが
記憶から遠ざかりかけた7月の初め、
私の携帯電話に
見慣れぬ番号の着信音。
用件は、
古い家を買ったので、
改修の相談に乗ってほしい、
とのこと。
早速住所を伺い、
週末のある日、
その住所をめざして、
自転車で向かいました。
すると、
なんだかいつか来た道。
まあそれはよくあること。
しかし○丁目○番地まで
辿り着いた時、
これはもしやと思って
辿り着いたら、
やはり約3カ月前に
拝見した家でした。
3ヵ月前は、
不動産屋に案内されるまま
ここへ来たので、
住所までは存じ上げず、
今の今まで
気付かなかったのですが、
これはビックリ。
チャイムを鳴らして
玄関先で初対面のあいさつ。
すぐさま、
「ではこの家を見てくださいますか。」
とおっしゃられたので、
「はい、見ました。」
と答えました(笑)。
もちろんそのあと、
かくかくしかじか、
経緯を説明しましたが、
いずれにしても、
星の数ほどたてものやさんがある中で、
二度もこの家から声がかかるとは。
私はこの家の面倒を見る
運命にあったようです。
その後2ヵ月打ち合わせを重ね、
まずはじめに
浴室を改修することにし、
その後徐々に
範囲を広げて
手を加えていくことに
なりました。
ということで
約1ヵ月後には、
また‘銭湯’にしたいお風呂が、
鎌倉にできる予定です。
1月末頃、
たぶん竹伐りの時に
野原でメガネを落してしまい、
それ以来
メガネを買おう買おうと思って
約4ヵ月、
ようやく広尾のオクメルさんで
買うことができました。
昨年夏に工事して以来
訪れてみると、
商品が美しく陳列され、
すっかりメガネ屋さんに
なっていました。
店主の‘な’さんにお聞きしたら、
なかなかよい船出のようで、
とてもうれしく思います。
皆様もメガネをお求めの際はぜひ!
木を中心とした
明るい雰囲気の内装も
お楽しみいただければ幸いです。
昨夕のできごと。
食堂ぺいすの胎内の壁に
土を塗る小さなしゃかんやさん。
すごく熱中しています。
家づくりで大切にしたいのは、
大人も子どもも関係なく、
「好き」とか「楽しい」という思いが
積み重なること。
この壁の作り方は、
塗り継ぎ、塗り足し、塗り重ねがきくという
きらくさもよいです。
この秋、またもう一つ、
コンクリートの箱の中で、
スギとヒノキに包まれた
ヒミツキチを作らせていただきました。
わずか約3帖の部屋ですが、
居場所のたくさんある、
楽しげな空間となりました。
勉強机があり、ベンチがあり、
本棚があり、収納があり、寝床があり、
またヒミツキチならではの
ヒミツの小物を隠す場所(笑)が
階段の下にあります。
夏の終わりから作り始めていた
コンクリートの中の秘密基地は、
その脇にスギの本棚が納まり、
これにて完成となりました。
ヒミツキチの
機密情報が並ぶのかな(笑)。
鎌倉大町ほ邸にて。
ふりかえりの間または半畳茶室に、
ようやく畳が入りました。
ふりかえりの間の畳に座り、
見上げるとそこには流木ピースマーク。
土壁の手塗りの跡が愛おしい。