竹による多彩な壁下地
鎌倉大町ほ邸にて。
ここは古民家改修の現場。
土を手で塗る仕上げは共通ですが、
構造を補強したり、
あるいは既存の壁の上だったり、
壁の状況がまちまちなので、
同じ部屋の中でも、
通り一辺倒ではなく、
状況に応じて様々な下地が
出現しております。
それぞれ気まぐれで
作っているのではなく、
深い理由があってのこと。
これが改修の仕事の
楽しさであり、奥深さです。
鎌倉大町ほ邸にて。
ここは古民家改修の現場。
土を手で塗る仕上げは共通ですが、
構造を補強したり、
あるいは既存の壁の上だったり、
壁の状況がまちまちなので、
同じ部屋の中でも、
通り一辺倒ではなく、
状況に応じて様々な下地が
出現しております。
それぞれ気まぐれで
作っているのではなく、
深い理由があってのこと。
これが改修の仕事の
楽しさであり、奥深さです。
鎌倉大町ほ邸にて。
竹小舞による
「ピースマーク」の下地窓の位置などを、
竹を使って検討中。
それにしてもこの現場は(も、か(笑))、
笑いが絶えません。
鎌倉大町ほ邸にて。
一般的に曲がりの大きい
陽疾木(アテギ)は
木の欠点とされますが、
それだからこそ
納まる場所があるのです。
これは「太陽の木」を囲む
「月の台」になる予定。
今日試しに置いてみたら、
いい感じに納まりそうで、
ワクワクしてきました。
そしてこの位置を考えていたら、
昔ながらの達磨窯で瓦を焼く、
藤岡の五十嵐さんが現場に登場。
達磨窯で焼いた瓦は、
一枚一枚表情が豊かなのですが、
今の建築の世界では、
それを「キタナイ」と
言われることが多い、
という話になりました。
一枚一枚違うからこそ、
それが重なり、
面となった時に
美しいのに。
全部同じじゃツマラナイ。
いろいろあるから楽しい、美しい。
人間の世界も、
そういうことだと思うのです。