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2012年3月24日

現場が華やぐ

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

鎌倉古民家改修の現場にて。

ここのところ週末になると
建主さんとその仲間たちが
現場に集まり、

諸々の作業を
自分たちで行っています。

今日は主に、
仕上げを兼ねた
室内の荒壁土塗りと、
外壁等の塗装作業。

現場に何人いたでしょうか。

女性率が高かったこともあり、
たいへん賑やかな、
そして華やかな現場でした。

とくに壁塗りのほうは、
主に女性陣が担当。

思いのほか力のいる
しんどい仕事だったと思いますが、

ワイワイと楽しそうに、
時折笑い声も交えて
手を動かしていました。

しかも、
土を作ってくれた
左官の小山さんも驚くほど
手つきがすばらしい!

土が乾いたら
ステキな壁が
できあがりそうです。

また、
女が多いと男はがんばるのが
世の常ってもので、

しかもお手製のお昼ごはんが
出てきた日には、

職人と私含めて6、7名いた男たちは、
いつにもまして張り切って
仕事していたと思います(笑)。

まあそんなわけで、
建主さんたちのおかげで
現場で楽しい一日を
過ごさせていただきました。

2012年3月21日

裏も美しい

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

鎌倉古民家改修の現場にて。

畳表を交換するため、
今日畳屋さんが
畳を引きとりに来ました。

畳を上げてみると、
畳床の菰の目が見えました。

美しいなあと思って見ていたら、
畳屋さん曰く、
こんな美しい菰の目はめずらしい、
とのこと。

やはりそうなんだ。

昔の人たちは、
こういう見えないところにも
手をかけていたのですね。

さらに畳屋さん曰く、
畳は畳床がしっかりしていれば、
100年経っても使えるとのこと。

現代の畳のように
見えないところだから、
安価な工業製品、ではなく、

こういうところに手をかけるのは、
そういうことなのかもしれませんね。

何となく落ち着くデザインと
保温性という機能に加えて、
この耐久性、

改めて畳のことを
見直しました。

2012年3月10日

床貼り進行中

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

鎌倉古民家の改修現場にて。

現在下貼りのスギ板の上に、
仕上材の板が貼られていっております。

3月末の完成に向けて、
急ピッチで現場は動いております。

2012年3月5日

寒い中じっくりじっくり

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

3月に入っても、
相変わらず冷蔵庫の中にいるような
冷たい空気の日が続きます。

そんな中、
2週間前に建主さんたちが
こしらえた土壁は、

じっくりじっくりと
乾きつつあります。

凍てつかないように
解体の際に出た断熱材で
外を包んでいるので、

余計にじっくりじっくり、です。

2012年3月3日

家族揃って炭を敷く

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

鎌倉古民家改修の現場にて。

夕方打ち合わせのため、
現場へ行くと、

建主さんたちと
建主さんの奥さんのご両親がいらして、
大工が床の下貼りを進めがてら、
床下に炭を敷き込んでいました。

その姿は、
職人そのもの。

家族ぐるみの共同作業で
家づくりを進める光景は、

それを見るたびに
とてもうれしく思います。

家族の器となる家も
きっと喜んでいます。

2012年2月21日

土はよみがえる

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

鎌倉古民家の改修現場では、
現場を進める中で
土壁を作ることになったのですが、

その契機の一つは、
解体の際に落とした土が
たくさん出たこと。

その時に大工の北山さんが
いつも一緒に仕事されている
とてもユカイな左官屋の小山さんを
連れてきていたこともあり、

やろう!ということにしました。

ただし落とした土だけですと
バサバサしているので、
粘り気のある土を半分くらい混ぜ、

さらに荒壁土仕上げなので、
少しでもひび割れを抑えるために
これでもか、というくらいに
藁を混ぜて土を作ってもらいました。

このようにして土壁の土は、
全て、とはいかないまでも、
また元の家に戻ってくることが
できるのです。

今風に言えば、
リサイクル可能な素材
というわけですね。

そして余ったとしても、
当たり前ですがそれは
すぐさま土に還ります。

土壁は、
例え直さざるを得ないとしても、
その家で土という素材は、
物語を続けることができます。

そんな視点から見ても、
土壁はとてもおもしろいです。

2012年2月20日

朽ちた姿も

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

鎌倉古民家改修の現場にて。

現在板金屋さんが
朽ちた屋根の波板を
葺き替えているところです。

朽ちた姿も、
敢えて鉄を錆びさせた金物を
作るくらいですから、
それはそれで
かわいらしいんですけどね、

もう少ししたら
機能に影響がありそうな
段階まで来ているので、
葺き替えます。

土塗って二夜明ける

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

現場打ち合わせのため、
鎌倉古民家改修の現場へ行くと、

土曜日建主さんたちの手で
作っていた壁は、
土塗りまで完了していました。

工程の都合で、
この寒い時期に
施工せざるをえなかったのですが、

作業後壁の外側を
しっかりと養生したため、
凍結せず順調に
固まってくれそうです。

2012年2月19日

先人との思惑の一致

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

昨日古民家改修の現場にて
竹小舞大会だったのですが、

竹小舞の「骨」となる
間渡し竹を仕込む際、

柱・梁にドリルで穴を
開けようと思ったら、

その場所には既に
「先客」がおりました。

つまりそこには、
鑿で穴が彫られていたのです。

現場の諸々の都合で
一度この部分の土壁を
落としたのですが、

その土壁の間渡し竹も、
こちらが取り付けようと思っていた位置と
同じところに仕込んでいたわけです。

作り方が同じだとすれば、
当たり前なのかもしれませんが、

約八十年前、
この家を作った当時の職人と
思惑が一致したようで、

何だかうれしくなりました。

2012年2月18日

寒い中熱気に満ちた竹小舞大会

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

大変寒い日が続きますが、
古民家を改修する
鎌倉や邸の現場は、
連日アツいです。

今日は3畳間に
建主さんご家族を中心に
7〜8名が集まり、竹小舞大会。

一通り作業内容を説明した後、
皆さん黙々と、
しかし楽しい雰囲気の中で
仕事を進めました。

楽しかったー。

仕事は楽しくてナンボです。

がしかし、
今日午後私は木の建築学校
講師をしなければならなかったので、
お昼前、
所員や大工たちに現場を任せて
後ろ髪を引かれる思いで、
現場を後にしました。

こちらはこちらで、
楽しく充実した時間だったんですけどね。

講義の後現場に連絡したら、
予定通り荒壁土塗りまで
辿り着いたとのこと。

寒いので土が凍結しないよう、
しっかりと家にあたたかい「服」を着せて、
今日の作業は終えたようです。